テーマ:内装仕上げ材について

こんにちは!!
前回までは家づくりのハードは部分、工法とか使用木材についてとか断熱材・サッシについて書き綴ってきました。今回は家づくりのソフトな部分で、まずは「内装仕上げ材」について綴っていきますよ。

それでは最後までお付き合いよろしくお願いします!

 

家の床・壁・天井は、どのような材料で仕上げられているでしょうか?

一般的には床はフローリング、壁はクロス、天井もクロスといった仕上げになっていますね。

まずは床のフローリングですが、見た目には木質感があるので、何かの木のフローリングかと思ってしまうかもしれないですが、実は木質感を出したプリントを貼った床材でカラーフロアというのがあります。また木材を0.3mm程度にスライスした単板を表面に使用した薄単板のフローリングと、1mm以上の単板を使用した厚単板のフローリングがあります。 薄単板は厚みが薄いので同じ木材から大量で均一な単板がとれるため、ばらつきの少ない均質な風合いが特長です。厚単板は無垢材と同じような天然木の質感があります。先ほどのカラーフロアも単板を貼ったフローリングも下地は台板と言われる合板が基材となっているので複合フローリングという言い方もします。その複合フローリングに対して無垢板をそのまま床材として加工した無垢フローリングもあります。杉や桧、赤松といった無垢フローリングは色々なメーカーから発売されています。無垢フローリングの良さは木の温かみと経年変化による味がでてくるといったことがあります。複合フローリングの良さは表面強度の高さやコストメリット、床暖対応といったことですね。

次に壁の仕上げ材ですが、一般的にはクロス仕上げでしかもビニールクロス仕上げが多いでしょう。クロスでも紙クロスや不織布クロスといった素材もあります。さらにはクロスではなく壁紙もあります。壁紙にも木質・無機質・オレフィンの3種類があります。他にも塗り仕上げの壁材として珪藻土や漆喰があります。それぞれについてご説明していきますね。

まずビニールクロスですが、価格が安く、耐久性が高く、水を通さないため油汚れも拭き掃除で簡単に落とせるのが魅力です。消臭・抗菌・防カビなどの工夫された機能を備えた商品も次々に開発されています。デザインのバリエーションが豊富なため、空間に合わせてコーディネートしやすいのも特長ですね。

紙クロスのメリットですが、紙素材は、音を吸収し、空気を通してくれるメリットがあるため、寝室として使う和室に最適です。和紙のクロスなら柔らかい印象に仕上げられますし、輸入物の洋紙であればヨーロッパ風の鮮やかな雰囲気を演出できます。

布クロスのメリットについては布素材ならではの風合い・凹凸感が美しく、また紙クロスと同様で通気性に優れており、さらにジメジメしている時には湿気を吸収・乾燥時には水分を放出してくれます。基本的に自然材料を使うため、化学物質が不安という方からも人気があります。

木質系壁紙のメリットは壁のデザインをカントリー調の空間にしたい方や、温もりのある雰囲気を作りたい方に最適です。腰壁として採用することで、空間全体がスタイリッシュになるため、おしゃれな内装にしたい方にも適しています。

無機質系壁紙のメリットは珪藻土や漆喰といった無機質の素材を、不燃性の紙の上面に施しているため防火性に優れており、塗装した壁のような味わいのある風合い・質感を、リーズナブルな値段で実現できます。中でも人気があるのは、珪藻土クロスです。ザラザラとした手触りがあり、印刷では表現できない繊細な色合いや奥行きを見せてくれます。さらに調湿性や消臭効果に優れています。

オレフィン壁紙のメリットはビニールクロス同様、汚れに強く、ホコリや手垢(てあか)が付いた際には水拭きすればOKです。表面強度が高くキズも付きにくいので、機能的な壁紙と言えるでしょう。また焼却した際に煙・塩化水素などの有毒ガスがほぼ発生しないという利点があるため、「環境に優しいクロスにしたい」という方からも注目されています。

塗り壁材の自然素材の代表的な珪藻土と漆喰には共通のメリットがあります。

・室内の余分な湿気を吸着し、逆に室内が乾燥したときは湿気を放出して、部屋の中の湿度を安定させる調湿効果

・消臭効果がある(微細孔がニオイやホルムアルデヒドを吸着除去)

・耐火性があり、万が一燃え移っても有毒物質を発生しにくい

最後に天井材についてご説明します。天井材は基本的に壁材と同様の素材が使われます。他にも天井材として無垢板が使われることもあります。床材よりも厚みが薄く9mm程度の杉や桧の羽目板が多いですね。

床は素足で触れたり、お子様が寝転がる場所でもあるので色々な素材を検討してみてください。壁や天井も素材によっては湿気の調湿効果も期待ができます。湿気は家にとっては大敵ですので、調湿に拘るのも家を長持ちさせる1つのポイントでもあります。

内装によって空間の雰囲気は様々に変わりますので、是非サンプルなどを見て触ってご検討してみてください!

 今回も最後までお読みいただきありがとうございました!