テーマ:ゼロエネ住宅について

こんにちは!!
今日は家の評価・認定基準の1つ「ゼロエネ住宅」について綴っていきますよ。

それでは最後までお付き合いよろしくお願いします!

 

前回の「長期優良住宅」に続きまして「ZEH(ぜっち)」「ゼロエネ住宅」ってお聞きになったことはありますでしょうか?

大手ビルダーさんがCMで「ゼロエネ住宅」って打ち出しておられたりするので、何となくは広まっているのかなという印象です。

家の性能って断熱性、気密性、耐震性、省エネ性、防火性、防犯性などのことを指しますよ、という話を前回していましたね。その性能の中で「ゼロエネ住宅」では特に断熱性・気密性・省エネ性に優れた住宅といえます。さらには創エネ性も付加されてきますね。

それでは「ゼロエネ住宅」とは?またメリットは何か?はたまたデメリットは何か?についてご説明していきます!

「ゼロエネ住宅」って言いますが実は「ゼロエネルギー住宅」という名前を少し略していますね。つまりその名前の通りゼロ・エネルギー・住宅なので、住宅で必要とする1次エネルギー消費量を概ね0(ゼロ)にできる家ということなんです!気になるのが「住宅の1次エネルギー」だと思いますが、これは冷暖房・光熱費というイメージでいいかと思います。冷暖房・光熱費はもちろん日常で使うわけですが、家の性能の1つに創エネ性というのがありまして、エネルギーを創造する・作り出すので太陽光発電なんかがあてはまります。1次エネルギー消費量に対して省エネと創エネを合わせると「概ね0(ゼロ)」になるということです。ではもう少し「ゼロエネ住宅」の家づくりについてご説明します。

まず断熱性を向上させることで夏場の暑さや冬場の寒さを和らげることになり、冷暖房費の抑制につながります。断熱材は床もしくは基礎・壁・天井もしくは屋根に施工することで家全体を覆っています。「ゼロエネ住宅」では通常の断熱性能よりも高性能な断熱材が使われているので暑さ・寒さをしっかりと遮断しています。さらに高性能な冷暖房設備機器を使うことで省エネ性が高まります。併せて家の気密性が高ければ無駄な空気の出入りが少なくなり、少ない稼働で効率よく家全体を冷暖房できることになります。結果として年間の冷暖房費は、一般的な住宅では約68,000円。一方で断熱性能の高い住宅では約47,000円と言われていて、約3割も節約できることになります。冷暖房効果が高ければ、冷暖房機器にかかるコストも抑えられます。他にもメリットとして断熱性能を高めた高断熱の家は、熱を外に逃しにくく、家の中の温度を一定に保ちやすいという特徴があります。冬でも室内での体感温度はあたたく感じることができ、急激な温度変化によるヒートショックを防ぐことができますので、自宅が健康に優しい快適な環境になります。

ではデメリットという表現が正しいかはどうかですが、デメリットに感じる部分もご説明します。何よりもまずは初期投資・イニシャルコストが高くなります。太陽光発電や通常よりも高性能な断熱材・設備機器を使うわけですから、当然ながらイニシャルコストは上がりますね。またゼロエネ住宅の基準を満たすために、外観デザインや間取りに制限が出ることがあります。例えば屋根の形状。十分なエネルギーを確保するために、大型の太陽光パネルを設置しようとすると、場合によっては片流れ形の屋根に限定されてしまうことがあります。間取りについてですが、ゼロエネ住宅はエネルギーの消費量を抑えることがポイントとなります。そのために例えば「部屋を間仕切ったり、LDKを小さくしなければならない」といった制約が出てきてしまうこともあります。それと太陽光発電は必須アイテムですが、太陽光発電は太陽光を利用して発電するため、天候の悪い日は発電量が減ってしまいます。そのため、日照時間が短い梅雨や冬の時期は発電量が減る傾向にあります。

以上、「ゼロエネ住宅」についての説明でした。普通の家づくりよりもイニシャルコストはかかりますが、それに見合うランニングコストの削減もしくはそれ以上のメリットを感じることができると思っていただけたはずです。是非、ご検討くださいね。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!