テーマ:工法について

こんにちは!!
すこし更新が途切れてしまいました・・・が今日は家を建てるときの「工法」について綴っていきますよ。最後までお付き合いよろしくお願いします!

 

完成した家は外から見ると骨組み(構造といいます)が何で構成されているか分からないですよね(そもそも家を見に行って構造を意識するのだろうか、という話にもなりますが・・・)

家の構造は大きく分けると3つになります。木(W)造・鉄骨(S)造・コンクリート(RC)造ですね。ここでは木造についてお話していきます。

木造の中でも更に3つに分類できます。①在来軸組工法 ②金物工法 ③ツーバイフォー工法 という3種類になります。ではそれぞれについて特徴などをご説明します。

①在来軸組工法

あまり聞きなれない言葉ですが、木造住宅で一番使われている工法ではないでしょうかね。木と木の接合部分に仕口(♂♀)を加工して木組み+金物で組み上げていきます。在来というだけに昔ながらの工法で20年前は建築現場で大工さんが手作業で木材を加工していました。でも今では工場でCAD入力をして機械加工(プレカット)して現場へ搬入するという工業製品に近い木材加工品を建築現場で組み上げるという工法に変化しています。その在来軸組工法の特徴は木と木を仕口(点というイメージ)で組み合わせることで家の強度・粘りを出しています。また世界で最も古い木造軸組建築物は法隆寺の五重塔ですね。築1200年以上の国宝です。また最近は築100年以上の木造の古民家も人気で、カフェやホテルにリノベーションされて注目されていて木造の耐久性が高いことが分かります。

②金物工法

ベースは在来軸組工法と同じですが、大きな違いは“木と木との接合部分は金物のみ”ということです。在来軸組工法で接合部分を加工して木栓を打ち込んで固定していたものが金物工法では金物プレートを取り付てからドリフトピンを打ち込むという形状に変わっています。在来軸組工法の木栓を打ち込むというのも今では接合金物に変わっていますが、金物工法では木栓がドリフトピンに変わり、ピンを打ち込むことで木と木が引き寄せ合って結合するという昔の在来軸組工法を継承しています。さらに金物工法の接合面は金物プレートを取り付ける細い溝とドリフトピンを打ち込み小さな穴のみですが、在来軸組工法は接合面を♂♀に加工するので木の断面欠損が多いという違いもあります。見た目にもスッキリしていて素地を見せたまま仕上げる場合には最適ですね。

③ツーバイフォー工法

ツーバイフォー工法は仕口()ではなく、面で作り上げるというところが在来軸組工法と金物工法との大きな違いですね。木製パネルと角材(2インチ×4インチ)でつくったパネルで壁や床、天井という面をつくり、この面を組み立ててできる6面体の構造をベースに家を建てます。面で構成するので、耐震性(飛行機や新幹線、F1マシンなどにも採用されているモノコック構造になる)や防火性(面で炎を跳ね返しやすい)については在来軸組工法・金物工法よりも優れていると考えることもできます。

 

家づくりでのこだわりポイントによっては工法も考えてみるのはいいかもしれませんね。もちろんどの工法も技術的・法的に全く問題ないので、どれを選んでもいいわけですが、木を感じる・見るをこだわりたいとか、丈夫な家がいいとか様々なこだわりがある中で決め手は工法かもしれませんね。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!